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小川昌幸

Author:小川昌幸

弁護士が提供するサービスを、より身近にご利用いただけるよう工夫していきたいと思っています。

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「法律相談とカウンセリング」2011-04-19(Tue)

 震災前ですが、しばらくぶりにロジャーズ「カウンセリングと心理療法」「クライアント中心療法」を読み返していました。

 私は心理療法の専門的知識は何もありませんが、弁護士の仕事も「聞く」ことから始まるので、話を聞くということがどういうことかについて興味があり、司法修習生のころから折に触れてその手の本を読んでいます。

 本を読む際は、なるべくマニュアル本でなく原書にあたるようにしていて、その中でしっくりくるのがロジャーズでした。

 多くは紹介できませんが、例えば、

「何がその人を傷つけているか,どの方向へ行くべきか,何が重大な問題なのか,どんな経験が深く秘められているか,などを知っているのはクライアント自身である」

 というクライアント・人間に対する基本的信頼と肯定的な姿勢に基づき、

「効果的なカウンセリングは、クライアントをして、自分の新しい方向を目指して積極的に歩み出すことができる程度にまで、自分というものについての理解を達成できるようにする、明確に構成された許容的な関係によって成立する」

 と、カウンセリングに必要な条件を明示し、

「目的を特定の問題の解決にではなく、個人の成長と自立性に置く、知的な面よりも情動的な面にアプローチする、過去よりも現在の状況を強調する、セラピーの経験そのものを変化と捉える」

 共有した時間そのものを経験として、クライアントの視野が広がり、洞察が生じ、問題の解決または問題が問題でなくなるような変化が生じることを目指し、

「カウンセリングの目的は,クライアントの問題すべてを解決することではない。満足すべき生活は,問題のない生活にあるのではなく,統一された目標を持ち,たえず問題に取り組んでいくに当たり,満足を与える基礎的な自信を持つ生活にある」

 と目的を定義しています。
(勝手な引用と解釈です。ロジャーズを解説するつもりも、その能力もありませんので諸々ご容赦ください。)

 これらの示唆は、法律相談がどう行うかということにそのまま応用できますし、伝統的に弁護士が実践してきた法律相談のスタイルも経験的にこうした要素を取り入れていると思っています。

 ブログも滞りがちだったので、気分転換もかねて、しばらくはこのことについて書いてみることにします(^^;

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